日本色彩心理学研究所について

日本色彩心理学研究所は、創設者である高橋佳子(色彩心理学博士Ph.D.)が2002年に米国で学位を修めたことをきっかけに、多くの方の知恵をかりながら、翌年2003年に神戸市中央区に設立いたしました。設立には周りの方々に多大なご支援をいただき、おかげさまで2017年における現在まで、微力ながらも社会貢献のため、また色彩の本質を社会に伝えるための研究・教育活動を続けております。
今後も設立当初の思いを忘れることなく、色彩心理学の教育・研究における専門機関として、人類が抱える心の課題の克服に、色彩という自然言語の力をかりて、さらなる貢献ができるよう尽力していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

色もそれぞれの仕事をしている

所長:高橋 佳子 (Yoshiko Takahashi)

 はじめまして。日本色彩心理学研究所の所長をしております高橋 佳子(たかはし よしこ)と申します。
私は色彩に魅了され、この仕事をはじめて30年以上になります。 色彩に助けられた経験から、「きっと色には何か力がある!」と思ったことが始まりなのですが、研究を重ね、様々な色の働きを知りながら、やっとその力について語るに至りました。
日本の色彩に対する知識は、世界の色彩認識と比べればまだ発展途上の段階だと言わざるをえません。近代科学であることを良しとする時代精神の中では、色彩の世界の片方の車輪しか実は転がすことができていません。これでは、色彩の本質はうまく転がりません。このままでは色彩は雑多に氾濫し、私たちはそれを感じる感覚すら鈍くしてしまうかもしれません。
色彩心理学では、色彩を物質的なものとしてだけでなく、精神的なものとしても見つめてゆきます。色彩を無機的に見つめるのではなく、全体と関わりのある生きた自然として見つめてゆくところにその活路が見出せます。ものの本質を突き詰めてゆくには、象徴を知る心も学ぶ必要があります。
色彩を扱う仕事をされている方々をはじめ、色彩心理学を学びたいと意志される方々の中には、人の心に寄り添う仕事に従事されていることが多く見受けられます。色彩の力をかりて心を癒すためには、色彩のことをまずしっかり知らねばなりません。自分自身のことを色彩がどのように和らげてくれるか、何色がどういう役割を持っているのか、まずは自分自身の内面を色彩に開きながら、色彩とともに歩くところから始め、本物になってもらいたいと思います。
自分の感じることに信頼を置く姿勢を持てば、どなたにでも色彩は本質を開示してくれると考えています。ぜひ学びにいらしてください。そして社会でこの知恵をいかようにも役立ててください。
1997年7月 「ファッションにおける心理的考察」(学位論文)
1997年7月 「多角的色彩論」(学位論文)
2003年3月 「色彩心理学Ⅰ〜誕生とその序論について〜」
2003年3月 色彩心理学博士号(Ph.D.)取得
神戸市中央区に日本色彩心理学研究所設立
2003年 色彩心理学教育部門/初等・中等・高等科コース設立
2004年3月 「色彩心理学Ⅱ〜学術論文と実践方法の解説〜」
2004年3月 「色彩心理学療法〜色彩と心理療法〜」
2004年3月 著作権取得(日本、USA、中華人民共和国)
2004年6月 臨床心理学会 色彩学会誌 論文掲載
2004年8月 商標登録(登録第4869962号他)
2005年6月 「色彩心理学入門書 悩みは私への贈り物」(文芸社)
2005年 色彩心理学療法士認定開始
2008年 「色彩の本質への接近(黄・青・赤)/理論と手法の考察」
2017年 色彩心理学教育部門/本科・色彩環コース設立